ニュース - 2011年04月

宮城県南部の山元町災害FM放送りんごラジオに出演してきました

2011/04/21

山元町は宮城県南部、福島県との県境沿岸に位置する町で、可住地域の62%が津波の被害を受けた激甚被災地区です。なかにしは以前、文化庁の派遣事業で山元町の中浜小学校(津波でコンクリート枠だけになってしまった姿が全国ニュースでも放映されました)に演奏に伺ったことがあり、地元出身の宮城学院女子大学音楽科卒業生のご縁もあって、避難所のひとつ坂元中学校でミニコンサートをさせて頂きました。中浜小学校で目を輝かせて聴いてくれていたあの子供達、先生方や親御さん達はどうしておられるだろう、と胸のつまる思いでおりましたが、坂元中学校には中浜地区の方々が避難しておられ、以前のコンサートのことも覚えてくださっている方がおられました。

その後、震災後すぐに立ち上げられた災害FM放送の「りんごラジオ」に出演させて頂きました。このラジオは元東北放送アナウンサーの高橋厚さんが、機材を集め、周波数を合わせた携帯ラジオを全町民に配布して、生活情報や安全情報、安否情報、復旧・医療・交通・教育など地元に必要な情報を毎日発信し続けて来られたものです。スタッフの方々も皆さんボランティアで手伝っておられます。被災地とひとくちに言っても場所によって被害の状況も違いますし、必要な情報も刻々と変わる中で、町民が今必要な情報を得られる環境を整備されたことは本当にすごい!!!頭が下がります。

りんごラジオのウェブサイト はこちら

JR常磐線の線路は跡形もなく、原型をとどめない駅にはホームからホームへと渡る陸橋だけがぽつんと残っています。つい先日まで、のどかな人々の暮らしが確かにあったはずの場所に、ただぬかるみと瓦礫の山が広がって、海はこんなに近かったかと驚くほどすぐそばで無情なほど穏やかな波頭を見せています。ほんまに地球は何をしてくれるんや・・・と思います。持ち込んだキーボードに子供達が集まってきて、無心に聞き覚えたメロディーを奏でていました。山元町では町への義援金を募っておられます。山元町のウェブサイトはこちら

ご挨拶

2011/04/01

  私辻裕久は、2011年3月31日付けをもちまして、11年間お世話になりました滋賀大学教育学部を退職致しました。在職中には、滋賀大学教職員の皆様はもとより、びわ湖ホールをはじめとする地元関係者の皆々様にひとかたならぬお世話になりましたこと、心より御礼申し上げます。学生、卒業生を含め、お世話になった方々とのつながりが、私にとりましての、この11年間における最大の宝であります。素晴らしい出会いのひとつひとつに、感謝致しております。本当にあ りがとうございました。

 

  音楽活動の上では、今後ともコンサートなどさまざまな形でお目にかかれる機会もあるかと存じます。どうぞ変わらぬご厚情を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

 

  尚、4月1日より、玉川大学芸術学部パフォーミング・アーツ学科教授として奉職致すこととなりました。玉川学園幼稚部の卒園生と致しましては故郷に帰ったような気も致しますが、同じ構内とは言え全く新しい環境で、微力をもってどのように貢献できるのか、とにかく精一杯務めて行く所存でおります。どう ぞよろしくお願い申し上げます。

2011年4月1日

辻 裕久

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